2019年8月24日(土)神宮外苑の日本青年館ホテルに於いてNPO法人秋田ふるさと応援団主催の「第8回スポーツ・文化秋田応援の集い」が、180名の参加で開催されました。
チャリテイの集いは、2011年東日本大震災の年、復興チャリテイとして始まりました。2011年復興チャリテイ写真の記録
一年ぶりの神宮外苑は、新国立競技場も大夫出来上がった様子で、日本青年館ホテルに隣接するJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREも写真スポットになっているようです。
正午からオリンピック体操競技2大会メダリストの池谷幸雄氏の「2度のオリンピック出場の思い出と高齢者の運動の心得」と題しての講演がありました。
池谷氏は18歳で1988年ソウルオリンピックに出場し団体総合で銅メダル、個人種目別ゆかで銅メダルを獲得。4年後の1992年バルセロナオリンピックでは団体総合で銅メダル、個人種目別ゆかで銀メダルを獲得しました。現在は各地で体操教室を開いています。
オリンピックから帰って羽田で驚くほどの大歓迎を受けたことや、バルセロナオリンピックで金メダルを獲得した岩崎恭子氏とのエピソードなどについて語られました。オリンピックメダルを持参し会場の参加者に回覧しました。
健康についての話題として「食べること」「眠ること」「体を動かすこと」の三原則が大切と語り、一つずつ具体的に実践することについて話されました。最後に演台で逆立ちを披露し会場から驚きの拍手がわきました。
続いて、「甲子園という農場に記憶に残る花が咲いた。金農雑草軍団」と題して、金足農業高校野球部元監督 嶋崎久美氏からお話がありました。
嶋崎氏は1967年金農を卒業後、秋田相互銀行(現在の北都銀行)に就職。当時の銀行マンの思い出を語りました。 1972年母校の野球部監督に就任しました。監督として1度退任を挟み計34年間で春夏7度甲子園に出場しました。1984年の夏の甲子園大会では準決勝で桑田・清原のPL学園に敗れました。
昨年の夏の甲子園でさよなら2ランスクイズなど毎試合毎に日替わりヒーローが出た金農の活躍について語られました。流暢なユーモアを交えた語り口で会場を沸かせました。
全員の秋田県民歌斉唱に続いて、主催者のNPO法人秋田ふるさと応援団三平俊悦理事長から参加者と賛同会社などの協力についてお礼の挨拶がありました。
来賓の秋田県東京事務所所長 水澤聡 様、首都圏秋田県人会連合会 副会長 渋谷 由規 様から挨拶を頂きました 。
在京秋田県高等学校同窓会連合会 会長 望月久様の音頭で乾杯、秋田県所縁の皆さんによるステージに続いて、日本ハムの吉田輝星選手や両親が鹿角市出身の漫画家やくみつる氏の色紙などのチャリテイオークションがありました。
平成30年度の「えがったで賞」が、高校サッカーで32年ぶりにベスト8の健闘をした秋田商業高校サッカー部に送られました。
フィナーレでは、全員で「ふるさと」と「秋田ふるさと応援団団歌」を歌いました。大渕 清一応援団長 による「フレーフレー秋田」、鈴木 猛 副理事長からチャリテイの一部報告と参加者へのお礼が述べられ、お開きとなりました。
会場の外でも秋田県の企業や高校から送られた品々が販売されました。
チャリテイの収益金は秋田県のスポーツ・文化団体に寄付されます。
秋田魁新報8月25日の記事でチャリティが写真入りで紹介され、8月30日の社説では、ふるさと応援団「首都圏の輪広がり期待」の見出しで取り上げられ、秋田県内でも注目されました。
9月4日にも収益金の預託についての記事も掲載されました。
秋田魁新報8月25日
秋田魁新報8月30日
秋田魁新報9月4日
日本青年館ホテル。奥が新国立競技場
JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE
秋田からの寄贈された品々
秋田からの寄贈された品々
秋田の酒造会社より
池谷 幸雄氏と嶋崎 久美氏
池谷 幸雄氏
池谷 幸雄氏のオリンピックメダル
池谷 幸雄氏
秋田県東京事務所所長 水澤 聡氏
ヨコテヒーローズ
秋田民謡 : 山形 俊男氏、柳原藤忠氏
ウズベキスタンダンス
西馬音内盆踊り
雅乃 あかりさん
森田 貢氏