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秋田県版着地型モニターツアーに参加して


2013/02/21

2月10~11日にかけて、秋田県版着地型モニターツアー「上桧木内紙風船上げ」と「増田の蔵旅行」に行ってきました。(16名参加)
今年は雪が多く角館の武家屋敷も雪に覆われ、しとやかな落ち着き感がありました。木の枝から時たま垂れる雪を見ながら雪見酒と洒落たいと思いながら、雪の角館の良さを改めて感じました。

上桧木内紙風船は、銅山の技術指導に訪れた際に平賀源内から教わったとされる江戸時代からの伝統行事(毎年2月10日小正月)です。
8集落の住民が和紙を貼り合わせて作った高さ8メートルの紙風船100個を順次(30分おき)観衆のカウントダウンで一斉に打ち上げました。雪の降る夜空に武者絵や美人画が描かれた風船が舞い上がりきらめく星のように幻想的でした。私達も風船に願い事を書いて打ち上げました。
秋田の銘酒「秀よし」酒蔵の見学と、あんこ餅や酒柏汁・甘酒・(色々な酒)の試飲などで、歓迎していただきました。

増田の蔵めぐりは、稲庭うどん店佐藤養助商店の資料館(内蔵)、旧石田理吉家(市指定文化財)木造3階建物、佐藤又六家(国登録有形文化財)・増田地区最古の蔵、山吉肥料店地区では新しい蔵など見学をしました。特徴として、建物が間口10~12メートル奥行100メートル(前面道路~裏道路まで)と、外観から金持ちとして見られないために建物(鞘という)に「内蔵」としたことです。貴重な歴史的な建築物が今も数多く残って、 所有者に守られており、詳しく案内していただけます。

この度の旅行は、秋田県の文化・芸能を知る上で大変有意義でした。県外者にも秋田の良さを紹介していきたい。

三平会長

角館

角館・樺細工

上桧木内

紙風船

秀よし酒蔵

増田地区内蔵 



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