能代工バスケットポール部の歴史を辿る本が発刊されます。
4つの時代『胎動期-発展期-成熟期-終章:能代を歩く』を4人のライター がリレーして書き記したもので、『秋田の小さな小さな無名チームから 始まる60余年の物語』になります。
昨年のウインターカップは、「能代工高」ユニフォームでの最後の公式 試合でしたが、応援も出来ない状況下で、選手たちは善戦をしたものの 「最後の一勝」は叶いませんでした。
バスケット部の戦績は、昭和42年に埼玉国体を制覇して以降、インター ハイ、ウインターカップを含む全国制覇58回の記録は、選手達はもちろん、 卒業生の心にも永遠に刻まれていることと思います。
この間、「秋田ふるさと応援団」の皆様方には、ご多忙のところ試合会 場まで駆けつけていただき、「なまはげ」とともに会場に響く雄たけびを 選手たちに幾度となく届けていただきました。
この大声援を力に選手たちが健闘できましたのも皆様方の支えがあれば こそでした。深く感謝申し上げます。
統合校「能代科学技術高等学校」になりましても玄関前にある、バス ケット全国制覇(30回(栄光の像)及び50回)記念碑は移設せず、新たな 「後輩達」の文武両道の姿を見続けることとなります。
新設なるバスケットボール部への声援も今まで同様にお願いいたします。 今、故加藤廣志監督の著書、「日本一勝ち続けた『男の勝利哲学』」を手に し、同著書に年度は違えど4回もサインをいただき、ページをめくりながら 改めて能工BBの凄さを感ぜずにはおられませんでした。
私も発売日が待ち遠しい一人ですが、バスケットボール部員の勝負にか けた三年間の青春はもとより、この4月より「能代科学技術高校」となれど、 「秋田県立能代工業高等学校」の、校章、校歌、校是、栄光の像そして盤 若が丘の学び舎に再び触れる喜びを心待ちにしているところです。
ぜひお読みいただき、「能代工高」バスケットボール部の歴史に触れて いただければ幸甚です。