秋田ふるさと応援団は、調布市「武蔵野の森総合スポーツプラザ」で開催されている「ウインターカップ2019」(令和元年度 第72回全国高等学校バスケットボール選手権大会)に出場した秋田県代表チームを応援した。
武蔵野の森総合スポーツプラザ
この大会が例年開催されている千駄ヶ谷の東京体育館は東京オリンピック改修工事のため休館になっており、昨年から調布市の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」での開催となった。
武蔵野の森総合スポーツプラザは、京王線飛田給駅から北へ徒歩約5分、東京スタジアム(味の素スタジアム)に隣接しており2017年11月25日に完成した。
施設は、メインアリーナ、サブアリーナ、プールが備えられており、メインアリーナの体育館は最大1万人収容で、2020年の五輪ではバドミントンと近代五種のフェンシング、パラリンピックの車いすバスケットボールの会場として使用される。
6月23日の東北ブロック大会女子決勝で湯沢翔北が優勝したことから、同じ県からの推薦校として横手城南も初出場となった。
両校ともあと一歩というところで負けたが、健闘した。
24日の男子一回戦 県立能代工業(秋田) vs 県立福井商業(福井) は、能代工が 105 対 56 と初戦勝利した。
25日の男子二回戦 県立能代工業(秋田) vs 鳥取城北(鳥取) は、能代工が 79 対 69 と三回戦に進んだ。
26日の男子三回戦 県立能代工業(秋田) vs 桜丘(愛知) は、能代工が 60 対 77 と敗れた。リンク
秋田県立横手城南高校は、1913年創立の女学校であったが2008年から男女共学となった。小説『青い山脈』で知られる作家「石坂洋次郎」が2年間(1926年 - 1928年)国語科教諭として赴任している。銀杏のモチーフを校章。
県立横手城南(秋田) | 1回戦 | 明秀学園日立(茨城) | ||
14 | 1st | 35 | ||
88 | 16 | 2nd | 23 | 100 |
33 | 3rd | 20 | ||
25 | 4th | 22 |
メインアリーナ
「銀杏魂 秋田県立横手城南高等学校創立百周年記念 平成二十五年度女子バスケットボール部親の会」
秋田は白いユニフォーム
試合終了
秋田県立湯沢翔北高校は、1918年創立の女学校を前進とした湯沢北高校であったが、2011年に秋田県立湯沢商工高等学校と統合し、現在の校名となった。9年連続9回目の出場。東京代表の明星学園は2年連続28回目の出場、準優勝4回、ベスト4 4回。NBAの八村塁の妹・安美菜選手(174センチ)がいる。
県立湯沢翔北(秋田) | 1回戦 | 明星学園(東京) | ||
23 | 1st | 22 | ||
67 | 10 | 2nd | 20 | 76 |
11 | 3rd | 15 | ||
23 | 4th | 19 |
応援席
秋田は紺色ユニフォーム
明星8番は八村塁の妹・八村安美菜 選手
試合終了
秋田県立能代工業高校は、1912年創立。2年連続48回目の出場。優勝20回、準優勝4回、ベスト4 7回。
県立能代工業(秋田) | 1回戦 | 県立福井商業(福井) | ||
28 | 1st | 15 | ||
106 | 26 | 2nd | 22 | 56 |
22 | 3rd | 12 | ||
30 | 4th | 7 |
鳥取城北は初出場。
県立能代工業(秋田) | 2回戦 | 鳥取城北(鳥取) | ||
22 | 1st | 16 | ||
79 | 26 | 2nd | 15 | 69 |
16 | 3rd | 19 | ||
15 | 4th | 19 |
3rdクオーターは1点差まで追い上げられたが能代が逃げ切った。
桜丘は2年連続6回目の出場。200センチ以上の留学生が2人いる。
県立能代工業(秋田) | 3回戦 | 桜丘(愛知) | ||
10 | 1st | 15 | ||
60 | 9 | 2nd | 20 | 77 |
20 | 3rd | 20 | ||
21 | 4th | 22 |
能代工は相手の守備を攻略できず、外角シュートも決められなかった。
5点を追い掛ける第2クオーターは立ち上がりに上村大のオフェンスリバウンド、粟屋のミドルで1点差に詰め寄ったが、その後は約5分半無得点。ターンオーバーなどで失点し、このクオーターは9得点にとどまった。後半は粘りを見せたが、流れを変えられなかった。
桜丘はディフェンスリバウンドで主導権を握り、要所で速攻が決まった。(秋田魁新報記事より)
応援席
桜丘10番 セン マム リバス (セネガル 203センチ)
小野 秀二コーチ
能工10番上村 大佐身長187センチ、桜丘77番 ベンツロバス ラポラス (リトアニア 200センチ)
2年連続のウインターカップ出場の能代工業はご存知のとおり、 1回戦は福井商業(福井)と106-56、2回戦は鳥取城北(鳥取)と79-69と勝利し、ベスト16へ進むことができました。 しかしながら、本日の3回戦は桜丘(愛知:インターハイ3位)に善戦したものの60-77と敗れ、8強進出はなりませんでした。
『走るバスケは伝統、それは留学生のいる相手チームにも通用し、今年はさらに外からのシュ-ト力もあり、バスケ幅も広がった』との周囲の期待があったものの、2mを越える留学生二人の壁は高く、高さ対策の3シュートも届かず(決まらず)決定打に欠きました。
残念な結果になりましたが、この間、師走のご多忙の中、試合会場まで 駆けつけ声援をいただいた、「秋高連」関係者の皆様、「秋田ふるさと応援団」の皆様方には 「なまはげ」を伴い、会場に響く雄たけびとともに大声援を選手たちに 届けていただきました。
選手たちも、この大声援を力に健闘しましたが、皆様方のご期待に答えることができなかったのは心にしみたことと思います。
しかしながら、これからの選手たちには、皆様方の声援を糧にさらに飛躍・成長をしていただければと思っております。
本年は能代工業高校創立107周年、2年連続48回目の出場、『優勝20回、準優勝 4回、ベスト4を7回』の記録は、永久に語り継がれることと思います。
2年後(2021年)には能代西高(旧能代農業)との統合も計画されており、統合校名は定かではありませんが、今後も能代工業高校のバスケットボールを愛し応援していただければ幸甚です。
今回の、能工バスケットボール 部への種々のご配慮ならびに心温まる大声援に重ね重ねお礼申し上げます。
ありがとうございました。